犬と家とバツイチ

犬を育てています。人生と暮らしと結婚生活の弔いについて

元義従弟

夏休みなのでいとこがうちに泊まりにきました。元夫の従弟。

 

彼の人生の1/3くらいのあいだ、わたしは彼のお姉ちゃんでいました。その後関係性の解消があったことも理解していて、それでも彼の家族ぐるみで法律はともかくとしてずっと家族だって言って折に触れて連絡をくれます。やさしい子だしやさしい一家です。

 

夜、彼のために仕切られたスペースを用意したのに一緒に寝たいと言ってわざわざ私のベッドのとなりに布団を引きなおすくらいひとなつっこい彼に、ぼくたちの名字ってもう違うの?って聞かれた。

 

そうだよ。名字はもう違うから、お兄ちゃんはまた他の人と結婚して大丈夫なんだよ。意識して明るく聞こえるようにそう伝えたときに彼がなにを思ったのかはわからないけど、一息置いて返ってきた返事をきいて、この子は的確な表現をするなって思った

 

 

ぼくね、コンタクトないと目がほんとに見えないのね。だからお姉ちゃんが今どんな顔してるのかわかんない。