動物病院で突然死に遭遇したはなし
11日に行われる試験に参加する予定で、最近はなるべく勉強&土日は予備校(っていうのかな?)に通う日々なのだけど、今日犬がサイレントに自宅内でケガをしたらしく、床が血まみれ。わお。
とりあえず授業をキャンセルして近所の動物病院の予約をとりました。
病院は自宅から徒歩2分ですごく便利。いつも女性の院長先生と助手の方の2名体制だから、大きなところと比べたら予約も回転も少ししづらい印象だけど、なんだか外資っぽい?わかりやすくて動物に親身なお医者さんで高頻度で病院に通っているうちの犬はいつも大変お世話になっています。
でも今日はなんだか様子がおかしい。受付がずっと空っぽ。
すぐに急患が入っていると分かった。ちっちゃい病院だから、女の人の涙声も、必死に声をかけている内容もその子の名前も全部きこえた。心臓がもう動いてないっていわれた、はやく来て、っていう誰かへの電話も全部。
そのあと待合室に前から居たひとたちとの会話で、まだ2-3歳の若い猫だったということがわかった。気がついたら心臓が止まってしまっていて、慌ててかけこんで、蘇生をしようとしている、とのことだった。もう居たたまれなかった。
とりあえず家に帰って、30-45分後くらいに病院から電話がかかって来て結局診察はできたんだけど、なんていうか改めて生きててよかったなって思った。病院はなにもなかったかのように再開してたけど、先生は心なし元気がなかった。うちの犬が急患だった今年の4月のことを思い返した。ついさっきまでこの診察台にいたであろう猫はどんな柄だったんだろう。
うちの犬はすごく運が悪くて、なんだか本当に今年は病院通いばかりしていて、大きい怪我から小さい怪我まで生傷が絶えないんだけど(たいせつに育ててるつもりなんだけどな...)それでも、今こうして暖かい彼を抱いているわたしは、なきながらしがみ付いてくる彼のpawを感じられるわたしは、薬を処方してもらえて次の予約日を聞いてもらえるわたしは幸せだ。
彼は結局爪を何かにひっかけたらしくて、右前脚の小指?の爪が根元から折れていた。友達に言ったら昔の中国にそんな刑法あったよねって言われた。いつも一緒に暮らしてくれている彼がなるべく痛い思いをしないように、たのしいことたくさんできるようにしてあげたい。