愛されなくなって3年
そろそろ、それくらいの時間がたつんだなあって、
そんなのを数えてしまってる自分のことは嫌になるけどでも
これが紛れもない現実
数えてしまってるそれを認知している自分のことはどうしようもないので、友人たちと鴨の丸焼きを食べた。友人たちはわたしにやさしいので、焼酎を一本開けてくれたりする。
友人たちのそれぞれがそれぞれの人生を歩んでいるのを眩しいような、心配なような、一緒に過ごしたいなって少し未練が残るけどそれは叶わないってちゃんとわかってる。それまでおかしいくらいにわたしを愛し続けていた元夫がそれをやめて3年が経って、わたしが彼を愛するのをやめることにしてから2年がたって、彼がいま現在どこでなにを思ってるかはもはや、私の人生とは全く関係なくなっている。
3年たってもわたしは彼にキャンセルされたままの状態でいるとは思わなかったし、まさかそこまで元夫のことを好きだったんだなっていま改めてそう思う。もちろんそれはどこまでも誰にとっても無駄な感情だって誰よりもよくわかってる。