犬と家とバツイチ

犬を育てています。人生と暮らしと結婚生活の弔いについて

ものすごい罰当たりなこと言います

この状態がもう少し続くといいなあって、思ってしまっている自分がいます。

 

もちろん。死人病人が出て経済打撃著しくて世界中がバラバラでボロボロなのがいいと思ってるわけではありません。私自身の勤め先はコロナに相当直接影響をうけるような業種だし、両親は海外にいるのでなにかあってもどうすることもできない。みんなが多少なりともうきうきした気持ちで迎えた2020年がまさか感染者数と死者数の世界大会になってしまうなんて、こんなに悲しいことは決してあってはならない。あってはならなかった。

 

わたしが今回話したいのはあくまでも今回のcovid19を起源とした限定的な事象のことで、それはわたしが現在の状況を個人的かつ総合的にポジティブに受け止めることができる環境にある幸運さに基づいています。

前例を最重要視する堅い業種にもかかわらず、途方もないスピードで在宅勤務の環境が構築されたこと。今後の見通しが全世界規模で立たなくなったため、予定という概念自体がなくなったこと。外出がよしとされなくなったため、他人に見られることなく家で寝て起きて働いて食べてそれで1日を終わらせることができること。犬を毎日抱きながらお金を稼ぐこともできること。物理的なおつきあいが「一時的に」「完全に」ストップしたこと。

 

一呼吸つけたような気がした。社会から、人生から、その他の色々なほぼ全ての要素から。

 

(自分も含めて)一方から見ると理不尽な行為、いわゆる悪意がこの世の中からなくなることなんてないんだろうけど、不確定要素を受け止めて、余白を取り入れて、ただ持続性にのみフォーカスしたいまの状態を、わたしの日々の生活を愛しています。