困ってるひとを助けるということ
困ってるひとを助けるのがいいことなのか悪いことなのか最近よく考えます。
その人が困ってることをわたしが解消できるならもちろんしたいし、それは今でも変わらないんだけど、果たしてそれが本当に本人のために、そしてわたし自身のためになるのかよくわからなくて、例えばお金を貸すとかね。お金貸してもいいから助けたいって思う相手はそれは大切なひとなわけだしもちろん返ってこないリスクを承知の上で貸すわけだけれど、わたしだったら自分の経済力でできないことはやらないだろうからその時点で個人の価値観は相入れないわけ。それでも相手が必要と思っていて貸すことで問題が解決してみんなハッピーならわたしとしてもなにも問題はないんだけど、やっぱりそれで返ってこなくて友達ごと失ったということもあるわけで、それだったらわたしはわたし自身のために友達を残しておきたかったなというエゴ。もちろん、助けたのもわたしが助けられたヨカッターって思うためのエゴ。野良猫にエサをあげるのは猫のためにならないとか言われるけどいまの空腹は解決できるじゃん?ってずっと納得いかなかった。
最近「紙の月」という映画をみました。こんなあきらかなリスクを取り続けて破綻していく主人公はサイコパス感はんぱなかったけど、自分の快楽のために相手に与え続ける姿は少しだけ共感してしまった。そしてよくないなと思った。本当にそのひとたちのためになることをやっぱりできればしたい。かわいい野良猫が幸せになることでわたしのエゴが納得しますように
あさんぽ
今週3回飲み会があるので、飲み会あって犬を待たせる日は朝さんぽに行こうと思った。
そもそも犬のためには毎日さんぽが理想的なのですが、そんなことは全然できず結婚時代はずっと週1をキープするので精一杯でした。ペットショップのお姉さんがそれでいいって言ったのを鵜呑みにしたわけじゃなかったんだけど、犬がすごく喜ぶってわかってたんだけど、若いときにたくさん外を見せてあげられなかったのは申し訳なく思っています。元夫は結果一回も自分でさんぽに連れてってくれなかったな。
引っ越して、さんぽに行きやすい環境になってからは週2-3回を心がけてるんだけど、やっぱりそうすると犬のメンタルも安定して家の中でも穏やかに過ごせている気がします。
朝起きて2人ですぐ外出して20分くらい家のまわりを歩いてすぐ2人でシャワー浴びて一緒にごはん食べて支度して出社っていうサイクルとてもよい。ちなみに出社時はいまだに別れがたくて家にかわいいかわいい奥さんがいてその相手が大好きだったらこんな気持ちなのかなって思う。
接待頑張ってお金稼いで帰ってくるね!
4月のはじまり
基本的になににも信心深くないのですが、今までの人生をなかなか侮れないレベルでトレースしてきてるのがなんと六星占術。
そして、わたしは六星占術いわく4月から3ヶ月プチ暗黒期にはいるらしい。毎年毎年。
3ヶ月もあったらそれはそれなりにあるよね。だけど去年の今日あったことが悲しすぎたから、離婚よりも悲しかったから、だから気をつけるぶんには気をつけようと思っています。
離婚してもうすぐ1年なのに、モトダン(元旦那の略)のことだいたい毎日考えてるし、なぜか、どうしたらいいかわからないことが増えた。なぜだ。
自分の大切なものを他人も同じように大切にしてくれるわけないのだから、あくまで自分が大切なものは自分で大切にしなくちゃいけないよね。
はじめての確定申告
行ってきました。
目的は
⑴ H30 住宅ローン控除
⑵ 2年半通ってる歯科矯正の医療費控除
歯科矯正は最初の年に一括で70万ほど払っていて、その後は5400円の調整代x回数分という形です。医療費控除できるからって病院に勧められてたのですが、やり方も時期も仕組みも全くわかってなかった私は、「過去5年に遡ってできる」というのをいいことに後回しにしまくってました。
しかし今回は住宅ローン控除という被雇用者の確定申告者にとってはおそらく親玉的存在が待ち受けておりそれの初年度手続きをなんとしてでもやらなくてはならなかったので(2年目からは年末調整でOKのよう。ありがとう勤務先!)、腹をくくって2年前から溜め続けていた医療費の領収書にも目を向けることに。
心配だったのはここ三年の間に結婚して離婚して名字かわりまくりでそれを唯一時系列的に証明する免許証をちょうど実家においていて。でも日曜でも開庁してるのもうこの日しかなかったのでええいと思って使えそうなもの全部持って申請書も見たことない状態でとりあえず税務署に行くことにした。出発5分で傘がひっくり返って壊れてただのゴミになった。
結論からいうと、誰も私の名字なんかに興味なくて持ってきた領収書すら見向きもされず、養鶏場の鶏の世話をするかのような職員の指示に従った自己計算自己申告の数字がそのまま書類に乗って、私の長年鬱々と抱えていた領収書は滞在時間おおよそ1時間半で無事卵パックに詰められて政府に提出されることとなった。なんの審査もなにもなく、私は税金として数年前に納めていた約33000円を国から入金してもらえることになって、そして肝心の住宅ローン控除は書類不備でできませんでした。
清々しい気持ちで小雨にふられながら、最大限に事務的かつ親身でたいへん善良な税務署の職員たちとこの自己申告スタイルの確定申告をなんと国のシステムとして採用している日本の自国民に対する自信と、2019年にもなって紙とペンと封筒が飛び交ってせっかくPC入力しても最終的には印刷して提出、っていうアナログさとそんなアナログさにばっちり助けられた今日の自分について色々考えさせられました。
まぁ、何はともあれ、確定申告一回はできた!大人になった気分。笑
こんどこそH30年分やります。
去勢手術
2歳にしてついに受けてきます
正直、大好きなかわいいこの子の子供を見たいという気持ちはいまでもあるし、機能しているものを機能しないようにするということに抵抗はまだある。
だけど、本人のためになるって言ったお医者さんみんなのことを信じてるから、これはきっと幸せに繋がってるんだって信じてる
手術したらほぼ間違いなく太りやすくなるから今までほど食べたいだけ食べるってわけにもいかないって聞いて、ただでさえ楽しみの少ない犬の楽しい楽しいごはんすらこれから制限されるのかと思ったらかなしくて、今日はやまもりごはん(といってもいつも通りだけど)食べおさめです。
この子をつがいにさせてあげることも、彼の気持ちに応えてあげることもわたしにはたぶんできない。自分ができないことは、しないほうがいい。
元親戚とのおつきあい
つまりは元夫側の親戚さんたちですね。
結婚してよかったことはいろいろあるけれど、トップ5に入るのはおたがいの親戚を共有することができた点でした。わたしも彼のおうちもカジュアルでフランクな親戚づきあいだったから幸運なことにウマがあって、折にふれて親戚同士の催しにも結婚前から頻繁に呼んでもらっていました。結婚したときは、これからは正式にファミリーだねってみんなに祝ってもらえてとってもくすぐったかった。
そんなだったから離婚を決意したときには、結婚で得られたこのご縁がまたなくなってしまうことがとっても寂しくて悲しくて、それでも結局わたしは「彼らの血のつながった親戚」の「結婚相手」としてチームに入れてもらった立場だもんね、紙一枚で得られたポジションが紙一枚でなくなってしまうのは当然といえば当然のこと。そう自分に言い聞かせてわたしなりに今までの感謝と精一杯のさようならを込めて最後のご挨拶をしました。帰りの電車でひとりで泣いちゃったけど、みんなの前では泣かずに済んだ。
そんなこんなでセルフ感傷に浸りながらひとりで区切りをつけたつもりだったのだけど、のちに離婚の顛末を聞いたみんなは口々に法律なんて関係ない、いままでもこれからもずっと親戚だって言ってくれて今度こそ改めて泣いちゃうよね。先方のご両親にも(わたしが持ちかけたことではないにせよ)いろいろご心労おかけしたのに、ずっと娘だって思ってるって言ってもらえてもうみんなのその気持ちだけでも結婚してよかったなって実感した。
とはいえ、正直、いつまでもこの関係性でいられるとは思ってません。人間って流動的だから。
だけど、事あるごとに連絡をくれて、三連休のうち2日も飲み食いしようって誘ってくれて、行ってみたら「当日来てもらえなかったから」って本人の結婚式会場だったレストランでランチをごちそうしてくれて(わが家の離婚手続き直後の結婚式だったので、キャンセルをお願いしていました)、わたしのことをみんなの人生に参加させてくれるその今のきもちだけでこの家族と結婚してよかったって改めてそう思う。
パラグアイと伊藤勇雄氏
大好きなねほりんぱほりんを見終わったあと、テレビをずっとつけっぱなしにして韓国語講座を流し見し、放物線歌を真剣にみる犬の写真を撮ったりしたのちに放送された伊藤勇雄さんのパラグアイ開拓特集がとってもinterestingで覚えているうちに書いておかなきゃと思って今に至ります
(ちなみに放物線の歌はどうぶつを魅了するみたいで、最後に放物線の歌をくいいるように見つめる猫の映像が紹介されていた)
それはともかく。
伊藤勇雄さんは、ひとことでいうと
【運動家、宗教家、政治家、詩人、農地開拓の 実践家といった多様な活動をした人物で、「求道者」かつ「ロマンチスト」】
な方。詳しくはこちらhttps://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20190207010410.pdf?id=ART0010027938
1967年に69歳で一族を引き連れてパラグアイに移住し開拓、以来子孫が脈々とパラグアイをはじめあらゆるところあらゆる分野で活躍されている壮大すぎるファミリービジネス&ライフについてのドキュメンタリーだったんだけど、ひとつは10年単位で残っている当時の記録の鮮明さ、もうひとつは彼をはじめとするファミリーの生きざまにうっかりしみじみしてなかなかテレビの消せない夜になりました。早く寝ようと思ったのに。
結論、モチベーションと知識と決断力と土地と記録ってとっても大切で、わたしはきっと勇雄にはぜんぜんなれなくてでもエソさんならなんだかんだなれるんじゃないかなって思いました。決断力圧倒的にたりないけど与えられた課題は(ギリギリで)乗り越えるタイプだとおもう。独身のエソさんをわたしはめざしたい。