犬と家とバツイチ

犬を育てています。人生と暮らしと結婚生活の弔いについて

FPの勉強中に自分をライフプラニングしてみたら書くことがなさすぎた話

あっという間に行政書士本試験から3週間が経とうとしている。早すぎる。

 

来年の再受験は決めたものの、大嫌い(笑)な試験範囲と向き合うのが嫌すぎてFP3級の受験をすることにしました。理由は:

 

- 試験日が1月末なので短期的に集中するのにちょうどいい

- 自分が多少なりとも興味が持てる

- 今後生きていくにあたって知っておいたほうがよさそう

 

勢いで19,000円払って講座も申し込みました。強制的に日程決まってないとすぐ怠けるので。現時点で残業やら接待やらで4回中1回しか授業出れてないし、1回しかWeb講義も受けてないけど、ともかく試験範囲にはそれなりに興味が持てているし(行政書士試験と違って)人生の役に立ちそうな感じがする。

 

 

講義を聴きながら自分を事例にライフプランニングしてみたら、なんだか自分の輪郭が少しはっきりしたような気がした。物事の見える化って大事。数字なのでなおわかりやすい。

人生をプランするにあたってライフイベントとか家族を書く欄があるんだけれども、結婚の予定はもうないし、すなわち家族が増える予定もなく、となると子供関係の教育イベントもない、家はもう買ってしまったので淡々とローンを返済するだけ。まじで書くことがない。家族の欄に犬を追加し、その後Googleで出てきた平均寿命を書き込んだら終わった。平均寿命までとりあえず犬の見込み生活費を書き入れ、自分の見込み年収とローン返済等々と生活費とって入れたらあとはExcelが私の向こう20年を全部自動計算してくれた。

 

Excelを見て、悪くない人生だなと思った。特に高収入というわけでもないただの会社員勤続3年の私が、自分の組めるローン最大限組んで一軒家買って、そりゃ流石にいろんなことを加味した上での購入ではあったけれど、それでもやっぱりどこか不安だった。もちろん勤務をし続けて、しかも着実にステップアップする前提でだけれども、ひとりならばそれなりに生活できて貯金もできるもんだなと思った。元夫は私の1.5倍以上の収入があって、金額だけ考えたら私が専業主婦をしても余裕で暮らせただろうし、家だって23区の端っこではなくて山手線圏内を狙えたのかもしれない。けど結婚していた時は不確定要素が大きすぎて、心から金銭的に安心したことは一度もなかったことに離婚して初めて気づいた。元夫は決して私の収入を搾取したりはしなかったし私もそうしようとしたことはなかったけれど、仕事やめようとか、元夫と不動産を購入しようという気持ちになれなかったのはそういうことなんだと思う。

 

30歳までに彼の30歳時の年収に到達したいな。同じ目線に私も立ちたい。

 

もっともらしく理由とか箇条書きにしたけど、元夫がFP3級を持っているということが今回の選択に影響したのだろうということ、スキルを買い戻すようなそんな気持ちでFP3級を選んだことは決して否めない。彼を意識し続けているようで悔しくもあるけれど...それは事実なので、やむを得ない。結婚云々以前に、他人に補ってもらうことができないスキルは自分で身につけるしかないのだから。犬を育てることも、家を買うことも、収入を得ることや資格から学ぶことはわたしひとりでもできる。