犬と家とバツイチ

犬を育てています。人生と暮らしと結婚生活の弔いについて

記念日

私は人並み以上に記念日というものが好きなようで、思い返せば小学生のときから、日付に敏感で人生の振り返りばかりしてた気がする。それが高じていまのブログにつながっているので、たぶんこれは趣味に近い。子どもの頃と違って人間ってすぐいままでのこと忘れちゃうなって人生が長くなればなるほど思う。

 

私はいわゆる恋愛関係が長続きしたことがなく、冗談みたいな関係をぽつぽつ繰り返すばかりで付き合った記念日というものを迎えたことがなかったので、「記念日を過ごす」というものになんとなくアコガレがありました。挙句なし崩しに関係を持った、付き合った日の定義ができない男と結婚して、ようやく得た結婚記念日をそれはそれは自分なりにかわいがっていたのだけど、実質純粋なそれを迎える前に破綻からの離婚したので、結局人生でいわゆる「記念日」を過ごしたことがなくいまに至るのでした。

 

かわいがっていた結婚記念日を、結局いちども純粋な気持ちで祝うことのできなかった結婚記念日を今更ひとりで祝っていたらさすがにどうかと思うので、なので私にいまあるのは離婚記念日だけなのです。離婚記念日を意識しまくってるのって離婚したこと意識しまくってるすなわち結婚を意識しまくってるみたいでどうなんだろうって自分でも思ったけど、まぁそれはたぶん遠からず事実だし、なによりいま目の前にあるものを楽しまなかったとしてなにか代わりに得られるわけではないので、私は今日夫と通った大好きなお店で離婚記念日を祝うことにしました。たとえ明日が健康診断でもね。

 

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独立1周年を祝して。