犬と家とバツイチ

犬を育てています。人生と暮らしと結婚生活の弔いについて

はじめての確定申告

行ってきました。

 

目的は 

⑴ H30 住宅ローン控除

⑵ 2年半通ってる歯科矯正の医療費控除

 

歯科矯正は最初の年に一括で70万ほど払っていて、その後は5400円の調整代x回数分という形です。医療費控除できるからって病院に勧められてたのですが、やり方も時期も仕組みも全くわかってなかった私は、「過去5年に遡ってできる」というのをいいことに後回しにしまくってました。

しかし今回は住宅ローン控除という被雇用者の確定申告者にとってはおそらく親玉的存在が待ち受けておりそれの初年度手続きをなんとしてでもやらなくてはならなかったので(2年目からは年末調整でOKのよう。ありがとう勤務先!)、腹をくくって2年前から溜め続けていた医療費の領収書にも目を向けることに。

 

 

心配だったのはここ三年の間に結婚して離婚して名字かわりまくりでそれを唯一時系列的に証明する免許証をちょうど実家においていて。でも日曜でも開庁してるのもうこの日しかなかったのでええいと思って使えそうなもの全部持って申請書も見たことない状態でとりあえず税務署に行くことにした。出発5分で傘がひっくり返って壊れてただのゴミになった。

 

結論からいうと、誰も私の名字なんかに興味なくて持ってきた領収書すら見向きもされず、養鶏場の鶏の世話をするかのような職員の指示に従った自己計算自己申告の数字がそのまま書類に乗って、私の長年鬱々と抱えていた領収書は滞在時間おおよそ1時間半で無事卵パックに詰められて政府に提出されることとなった。なんの審査もなにもなく、私は税金として数年前に納めていた約33000円を国から入金してもらえることになって、そして肝心の住宅ローン控除は書類不備でできませんでした。

 

清々しい気持ちで小雨にふられながら、最大限に事務的かつ親身でたいへん善良な税務署の職員たちとこの自己申告スタイルの確定申告をなんと国のシステムとして採用している日本の自国民に対する自信と、2019年にもなって紙とペンと封筒が飛び交ってせっかくPC入力しても最終的には印刷して提出、っていうアナログさとそんなアナログさにばっちり助けられた今日の自分について色々考えさせられました。

 

まぁ、何はともあれ、確定申告一回はできた!大人になった気分。笑 

こんどこそH30年分やります。

 

去勢手術

2歳にしてついに受けてきます

 

正直、大好きなかわいいこの子の子供を見たいという気持ちはいまでもあるし、機能しているものを機能しないようにするということに抵抗はまだある。

 

だけど、本人のためになるって言ったお医者さんみんなのことを信じてるから、これはきっと幸せに繋がってるんだって信じてる

 

手術したらほぼ間違いなく太りやすくなるから今までほど食べたいだけ食べるってわけにもいかないって聞いて、ただでさえ楽しみの少ない犬の楽しい楽しいごはんすらこれから制限されるのかと思ったらかなしくて、今日はやまもりごはん(といってもいつも通りだけど)食べおさめです。

 

この子をつがいにさせてあげることも、彼の気持ちに応えてあげることもわたしにはたぶんできない。自分ができないことは、しないほうがいい。

元親戚とのおつきあい

つまりは元夫側の親戚さんたちですね。

結婚してよかったことはいろいろあるけれど、トップ5に入るのはおたがいの親戚を共有することができた点でした。わたしも彼のおうちもカジュアルでフランクな親戚づきあいだったから幸運なことにウマがあって、折にふれて親戚同士の催しにも結婚前から頻繁に呼んでもらっていました。結婚したときは、これからは正式にファミリーだねってみんなに祝ってもらえてとってもくすぐったかった。

 

そんなだったから離婚を決意したときには、結婚で得られたこのご縁がまたなくなってしまうことがとっても寂しくて悲しくて、それでも結局わたしは「彼らの血のつながった親戚」の「結婚相手」としてチームに入れてもらった立場だもんね、紙一枚で得られたポジションが紙一枚でなくなってしまうのは当然といえば当然のこと。そう自分に言い聞かせてわたしなりに今までの感謝と精一杯のさようならを込めて最後のご挨拶をしました。帰りの電車でひとりで泣いちゃったけど、みんなの前では泣かずに済んだ。

 

そんなこんなでセルフ感傷に浸りながらひとりで区切りをつけたつもりだったのだけど、のちに離婚の顛末を聞いたみんなは口々に法律なんて関係ない、いままでもこれからもずっと親戚だって言ってくれて今度こそ改めて泣いちゃうよね。先方のご両親にも(わたしが持ちかけたことではないにせよ)いろいろご心労おかけしたのに、ずっと娘だって思ってるって言ってもらえてもうみんなのその気持ちだけでも結婚してよかったなって実感した。

 

とはいえ、正直、いつまでもこの関係性でいられるとは思ってません。人間って流動的だから。

 

だけど、事あるごとに連絡をくれて、三連休のうち2日も飲み食いしようって誘ってくれて、行ってみたら「当日来てもらえなかったから」って本人の結婚式会場だったレストランでランチをごちそうしてくれて(わが家の離婚手続き直後の結婚式だったので、キャンセルをお願いしていました)、わたしのことをみんなの人生に参加させてくれるその今のきもちだけでこの家族と結婚してよかったって改めてそう思う。

 

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パラグアイと伊藤勇雄氏

大好きなねほりんぱほりんを見終わったあと、テレビをずっとつけっぱなしにして韓国語講座を流し見し、放物線歌を真剣にみる犬の写真を撮ったりしたのちに放送された伊藤勇雄さんのパラグアイ開拓特集がとってもinterestingで覚えているうちに書いておかなきゃと思って今に至ります

 

(ちなみに放物線の歌はどうぶつを魅了するみたいで、最後に放物線の歌をくいいるように見つめる猫の映像が紹介されていた)

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それはともかく。

 

伊藤勇雄さんは、ひとことでいうと

【運動家、宗教家、政治家、詩人、農地開拓の 実践家といった多様な活動をした人物で、「求道者」かつ「ロマンチスト」】

な方。詳しくはこちらhttps://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20190207010410.pdf?id=ART0010027938

https://iwate-pu.repo.nii.ac.jp/index.php?action=repository_action_common_download&item_id=1557&item_no=1&attribute_id=21&file_no=1&page_id=13&block_id=21

 

1967年に69歳で一族を引き連れてパラグアイに移住し開拓、以来子孫が脈々とパラグアイをはじめあらゆるところあらゆる分野で活躍されている壮大すぎるファミリービジネス&ライフについてのドキュメンタリーだったんだけど、ひとつは10年単位で残っている当時の記録の鮮明さ、もうひとつは彼をはじめとするファミリーの生きざまにうっかりしみじみしてなかなかテレビの消せない夜になりました。早く寝ようと思ったのに。

 

結論、モチベーションと知識と決断力と土地と記録ってとっても大切で、わたしはきっと勇雄にはぜんぜんなれなくてでもエソさんならなんだかんだなれるんじゃないかなって思いました。決断力圧倒的にたりないけど与えられた課題は(ギリギリで)乗り越えるタイプだとおもう。独身のエソさんをわたしはめざしたい。

 

犬と息をあわせる

どう書いたらうまく説明できるのかわかんないのだけど、最近犬を抱き上げるときに本人とタイミングをとりあうのが好きです。

 

うちのベッドは彼が自力で上がったり降りたりできない高さで(よっぽど追いつめられておりたい時は飛び降りたりしてます、けど本人も積極的じゃないし足にもよくないみたい)、基本的に寝るときなどベッドに上がりたいときには前足をベッド縁にかけてぴょんぴょん自己アピールしてきます。

 

そのさいに、おしりを抱っこしてうんしょって身体を抱き寄せるんだけど(幼児みたいに前足を両腕に見立てて抱き上げる姿勢は犬の肩に負担がかかってぎゃんってなります)、犬と息をあわせて、彼のジャンプを補助する形でベッドにあげるようにすると、なんとなく犬とうまく意思疎通できた気がして、気の合う相棒感がうまれて、犬も大ジャンプが成功して得意げな顔をしていて(思い込みの可能性あり)、なんか、やったねって声をかけたくなる

 

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DADAREY

もう2週間くらいずっとずっとapple musicでDADARAYの曲をエンドレスリピート中。職場で残業中ひとりになったらかけてしまいそう。

 


DADARAY 「イキツクシ」

  

知ったきっかけはテラスハウス(リアリティドラマ)に出演している、ゲスの極み乙女の休日課長のライブシーン。彼のベースも技巧的だし、ボーカルのひとの声の伸びが気持ちいい。

 

楽曲は川谷絵音、ボーカルはREIS(NIKIIE)とのことだったので、あまり聞いてこなかったゲスの極み乙女とかindigo la end とか NIKIIEさん名義の曲とか聞いてみたけどどれもそこまで刺さらず。わたしは川谷絵音の曲とNIKIIEの声っていうこの組み合わせが好きなようです。DADAREY、っていう語感もすき。

 

灯火

灯火

  • provided courtesy of iTunes

 

「美しい仕打ち」とかもしみじみ共感するんだけど、ただDADALEYにしみじみ共感する自分像ってどうなんだろうかと客観的には思う

 

 

有名になって彼らの収入がふえてもっとたくさん曲がでるといいな

FP3級にコスパよく受かる方法

ブログらしくブログらしいタイトルにしてみました。

 

FPの勉強はけっこう楽しかったです。3級はわりとシンプルなので、即回答に結びつくところに自己肯定感を得ているのかも。2択問題か3択問題しかないというのがとってもストレスフリーでした。あと会社員にまつわるアレコレがすごい出てきて普通にこういうの義務教育でやればいいのになって思いました。とりあえず2019年はちゃんと控除関係がんばりたい自分のための書類系本当に苦手。

 

とかそんな美しいことを言いつつ勉強をきちんとできたわけでは全くなく、総勉強時間はたぶん10時間くらいでした。それでもなんとか昨日の1月試験で無事合格点が取れたので、受験料と費やした時間が無駄にならなくて本当に良かったです。身になったかどうかはアヤシイけど意識の改善と自己啓発にはなりました。

 

勉強方法としては、はじめは職場の近所のスクールに週1で通ってきちんと授業を受けようとしていましたが、年末の仕事のバタバタと引っ越しのバタバタなどで、結局行けたのは2回、ウェブ受講も2回くらいでした。2万くらい払ったのにね。

そして、試験1週間前になって流石にどうかと思い、とりあえず全てのインプットをやめて(と言うほどインプットもできてないけど)2018年1月の本試験をざっと解いて雰囲気を掴むことにしました。ちなみにその数時間後にインフル発症しました。

その後は、テキスト一読もしてないジャンルだろうがなんだろうが、とりあえず問題集に乗っている問題(だいたい1分野につき60問くらい)と1日1ジャンルやるように努めました。正直体調とやる気の問題でモチベーションはどん底、全く効率がいいとは言えずどこまで意味があったかは若干謎です。無駄ではなかったと思いたいです。なんとか筆記の問題集を一回解き終わる頃には前日になっていました。ここから奇跡が起こります。

 

一通り解き終わっていよいよ目標を失ったけど、合格点も取れてないわたしはネットの口コミでこちらのサイトを利用します。

fp3-siken.com

ここが本当にすばらしすぎて今までアナログに自己採点してた時間とか、ページ頑張ってめくって照らし合わせたりしてた時間とか、「この問題なんだったっけ」って思い出すタイムラグとかがなくなってめちゃくちゃ快適でした。一気に筆記と実技を3セットくらいして、間違えた問題解き直して、本番に望んだらちゃんと7割くらいは取れました。初めから何も他のことせずにただただこれだけやってれば3日くらいで完成したんじゃないでしょうか。それくらいそれまでの勉強が無意味に感じるほどグングン得点できるようになりました。ITは世界を救う。

ちなみにキレイな教科書と問題集はメルカリで2800円で売れました。定価3300円くらいなのに。そして今改めて見たら過去問道場にすでに昨日の問題がupされてて、世の中のスピードほんとすごいですね。

 

 試験中はめちゃくちゃ時間が半分以上余って、ずっと30までの自分の貯金プランとか考えてました。頑張らないと、30までに元夫にキャッチアップするのはなかなか大変だ、というか、普通にやってたらたぶん無理なので、わたしなりの工夫をしないといけない。でも、とりあえず彼の資格を買い戻せたことに関しては満足です。

 

flavamaro.hatenadiary.com